王子の美容室、美容院 yukioユキオ |北区・足立区限定プラン|店舗ブログ

BLOG

コラム

ショートヘアで小顔効果UP!小顔効果の秘密とは?

松原寛人

2022.04.06

ショートヘアで小顔効果UP!小顔効果の秘密とは?

「季節の変わり目だしヘアスタイルを変えてみたい」 

「今の長さにも飽きてきたので髪の毛を切ろうか迷っている」 

「いつも同じような髪型だからたまには気分を変えてみたい」

ヘアスタイルを変えたいと思うのはふとした瞬間。

前髪を切って気分を変えたりもしていたけれど、やっぱりもう少し髪の毛を切りたい。

ショートヘアも気になるけれど自分に似合うかわからない。

そう思っている方も少なくないと思います。


今回はそういった気になるところを『小顔』をキーワードにして少し掘り下げていきたいと思います。

ショートヘアの魅力、ミニマムショートで小顔効果UP

そもそもショートヘアが似合う人ってどんな人?

ショートヘアやショートボブというのはバランスさえ間違えなければ多くの人に似合うヘアスタイルです。

年齢も20代〜30代〜40代〜50代〜とそれぞれの年代で髪質が変わることによって悩みも変わってきますが、yukio of hair王子美容室ではそれぞれの年代に合ったデザインを提案しています。

そしてよく「後頭部が絶壁だから」とか「髪質が悪いから」などといった理由でショートヘアを敬遠される方も多いですが、フォルムバランス・ウェイトコントロール・テクスチャーコントロールの3軸をうまく使いこなせば多くの方に似合う小顔ショートをご提案することができます。(※つむじなどの毛流、生えグセは要相談!)

フォルムバランス

フォルムバランスというのは顔を正面から見たときの『顔の横幅に対しての縦の長さ』のことです。

クセで髪の毛がふくらみやすい人は、そのふくらんだ横幅よりも襟足の長さやサイドの長さなどで縦の長さをつくり縦長のバランスにしていくことでヘアスタイルがまとまって見えます。

ウェイトコントロール

ウェイトコントロールというのはヘアスタイルのボリュームの位置を調節していくことです。ウェイトポイントと表現することもあります。

このボリュームの位置によって軽やかさであったり女性らしさなどの印象が変わったり、小顔効果やリフトアップ的な視覚効果があったりするので、ショートヘアをデザインする上で非常に重要なポイントになります。

テクスチャーコントロール

髪の毛のクセや髪質、毛量を調節していくことです。

直毛の人はパーマをかけたり、くせ毛の人はストレートパーマをかけたり、毛量の多い人は髪の毛をすいたりして、自分でスタイリングをしやすい状態にしていきます。

その他、ヘアカラーでもこのテクスチャーは変える事ができて、黒髪〜ブラウン〜ライトブラウンといった具合に明るさが変わると髪の毛がやわらかい印象に見えてきます。

小顔に見えるポイントとは?

 

この投稿をInstagramで見る

 

Franceska(@011.005)がシェアした投稿

ショートヘアやショートボブで小顔に見せるポイントは、

前髪、顔まわりの髪の毛、そしてウェイトコントロールです。

『眉頭~こめかみ~もみあげにかけての髪の毛がどのくらいの長さで顔を包んでいるか。』

『髪形のボリュームがどの位置にあるのか。』

これらを意識していくことが小顔ショートへの近道です。

そしてもう一つ、小顔ショートに非常に重要なのはスタイリングです。

ドライヤーやセット剤を使ってスタイリングする時にはシルエットが正面から見たときも「ひし形」、真上から見たときも「ひし形」につくっていくと、

よりバランスの綺麗な360°どこから見ても美しいショートヘアに仕上がります。

後程もふれますがこれがとっても大切なポイントになります。

人それぞれで顔の型や髪質は違うので、どうしたら小顔ショートに見えるようになるか顔型・髪質別でみていきましょう。

顔型別小顔ショートへ

丸顔さんの場合

髪形も含めたシルエットが丸く見えやすいので、トップの髪の毛を軽くして高さを出していき、襟足の髪の毛を少し長めに残して、フォルムバランスを縦長になるようにカットしてもらうとより綺麗なバランスの小顔ショートになってきます。

ウェイトは重めにして頬にかかるように髪の毛を残すショートヘアが似合いやすいです。

もう一歩踏み込みたい人は、ウェイトポイントは軽めに設定してもらい、ハチ骨まわりやこめかみ、盆のくぼあたりのボリュームを抑えるようにカットしてもらうとよりミニマムでスタイリッシュな小顔ショートになりおススメです!

自分でスタイリングする際には多少セット力のあるワックスを使ってトップの髪の毛に高さを出してあげるとバランスの良いショートカットに見えてきます。

たまご型さんの場合

こちらの顔型の人は比較的どんなフォルムバランス、ウェイトポイントでも似合いやすいです。

美容師さんと相談しながら色々なショートスタイルに挑戦していきましょう。

スタイリング剤もウェットに仕上がるもの、ドライに仕上がるもの、ハードなもの、ソフトなものを自由に使っていき様々なアレンジを楽しみましょう。

最終的なバランスはひし形を目指して作るという事を忘れずに!

三角型さんの場合

 

この投稿をInstagramで見る

 

Hiroki Miyamoto(@land.rocky)がシェアした投稿

顎先がほっそりとして少し面長気味の人には、こめかみに髪がかかるようにカットしてもらい、ウェイトポイントをこめかみ~リップラインの間にもってくると、フォルムが丸に近づいてきて綺麗なシルエットになりやすいです。

サイドの髪が頬骨の上を通るくらいの長さに設定していくこともポイントです。

重ためのショートヘアがおすすめなのでサロンでオーダーする際には『重ためショートヘアで』と一言添えるといいと思います。

自分でスタイリングする際には、ワックスを手のひらに馴染ませたら下から上に手ぐしを通しすようにして髪の毛の内側にワックスを付けていき、一度大きくつくってから形を整えていくと空気を含んだ柔らかくバランスの良いショートヘアになってきます。

四角型さんの場合

こちらのタイプの人は、前髪は少し長めに、もしくは前髪なしにして、サイドの髪が顎のラインを包み込むようなショートボブがおすすめです。

ウェイトポイントは下にもってくると重たく見えすぎてしまうので、顎のラインの延長線上にくるようにすると綺麗でバランスのいい小顔ショートになります。

もう一歩踏み込みたい人は写真のように、上に抜けすぎないギリギリのところにバランスを持ってくると、数段上のお洒落なショートヘアに仕上がります。

自分でスタイリングをする際には、ワックスを使ってトップとつむじ周りの髪の毛を動かしていき、サイドの髪の毛も正面から見て顎ラインの延長にくるように動かしてあげると、エラの部分を隠しつつひし形の綺麗なシルエットに仕上がってきます。

髪質別小顔ショートへ

つづいて髪質別でも、より小顔ショートに近づくためにはどうしたらいいかを見ていきましょう。

髪質も硬い人もいれば柔らかいねこっ毛の人もいたりと人それぞれですが基本的に、

①カットでフォルムコントロールをする。

②パーマ系で質感を変える。

③トリートメント系で質感を変える。

といった3つの切り口からアプローチすれば小顔ショートを手に入れるのも夢ではありません!

硬毛さんを小顔ショートへ

髪の毛が硬い人はヘアスタイル全体のまとまりが悪くなったり、髪の毛に動きを出しづらい、ふくらむ、といったことから頭全体が大きく見えてしまい小顔に見えないというケースも多いと思います。

そういった人は、

①カットでコンパクトに。

②ストレートパーマで質感を変える。

③トリートメントでまとまりをよくする。

などの選択が効果的です。

・カットでコンパクトに。

やたらとすき鋏で毛量を減らしすぎてしまうと返ってふくらんでしまう事があるので、しっかりとカットで形をつくってもらってそれから毛先が細くなるように毛量調整をしてもらいましょう。

おすすめはツーセクションカットです。

オーバーセクションとアンダーセクションというように上下で髪の毛を分けて、アンダーセクションを少し短めに、オーバーセクションは少し長めにして上から被ってくるようにすると、仕上がりのボリュームが抑えられて髪の毛の動きも出しやすくなるのでバランスも綺麗ですし、なにより自分でもスタイリングがしやすいです。

・ストレートパーマで質感を変える。

ショートヘアの場合は縮毛矯正などの強いストレートパーマをかけてしまうと、髪の毛が真っ直ぐになりすぎてペッタリとしまいスタイリングもしづらくなるので、

コスメ系のものだったりで少し弱めで柔らかく仕上がるストレートをかけていくといいと思います。

クセやふくらみを真っ直ぐに伸ばすのではなく、ふくらみを抑えつつクセはあえて少し残すようにストレートをかけていくことで自然な仕上がりになりスタイリングもしやすくなります。

・トリートメントでまとまりを良くする。

サロンでのシステムトリートメントや、ホームケア用のシャンプー・トリートメントで髪のボリュームを抑えてまとまりを良くするものが沢山でています。

まずサロンでのプロ用のトリートメントで集中的にケアをしてから、ホームケア用のものでその質感を維持していくというのが一番確実でおすすめです。

ただしショートヘアの場合、必ずしもトリートメントのみでボリュームが収まるわけではないのでその辺りはしっかりと美容師さんとご相談ください。

軟毛さんを小顔ショートへ

軟毛の人は髪の毛がペタッとしてスタイリングが難しいので、小顔ショートに仕上げづらいケースがあります。

そういった人は、

①カットでボリュームを出す。

②パーマをかけて動きを出す。

③トリートメントでハリコシを出す。

などをチョイスしていきながら綺麗なバランスに髪形をつくっていくと小顔効果はバッチリです。

・カットでボリュームを出す

正確には、カットとすることによってトップにボリュームを出しやすくします。

頭頂部の髪が長いと毛の重みに負けてペタッとしてしまいます。

なので頭頂部にレイヤーを入れて短くすることで髪の毛自体が軽くなり髪の毛が立ちやすくなります。

そうすることでバランスが綺麗に見え小顔効果が引き立ちます。

・パーマで動きを出す。

ボリュームの欲しいところにパーマをかけていきます。

ただし全体的にかける必要はなく、ショートヘアの場合だと頭頂部に手のひらを置いた幅分くらいのところにパーマをかけていくだけで十分にふんわりとするので、スタイリングがしやすくなります。

サロンではポイントパーマでオーダーしましょう。

・トリートメントでハリコシを出す。

シャンプーやトリートメントの種類の中には髪の毛自体を太くしてくれるものがあります。

シャンプーしたりトリートメントをつけるだけでボリュームが出るようになるのでお手軽でおすすめです。

効果は少しずつですが使い続けることで効果が出てきます。たまに使わないでいるとスタイリングがしづらくなってきたなと感じるくらいです。

やはりサロンでプロ用のトリートメントをしたあとにホームケア用を使っていくようにするとなお効果的です。

小顔ショートにはパーマも効果的

前髪あり×パーマで小顔を演出

トップがペタンとしていると全体的に顔が強調されやすいです。パーマをかけてボリューム感を出すことで頭全体のシルエットを綺麗に見せてくれるので小顔に見せやすいです!

小顔のテッパン、前髪長めのショートヘアはパーマで雰囲気を変えて見ても
GOOD

 

この投稿をInstagramで見る

 

横尾 祐子(@yuko_yokooo)がシェアした投稿

前髪長めのショートヘアは前髪がどの辺りにかかってくるかがポイントです

小顔に見せるためにはある程度顔の輪郭を隠せるといいのですが、長過ぎてもヤボったくなってしまうので、チークライン〜長くてもリップライン辺りまでの長さに収めていくとバランスのいい小顔ショートの出来上がりです。

ストレートヘアの小顔効果はこめかみ〜チークラインの髪の毛がポイント

前髪のあるストレートのショートヘアはこめかみの髪の毛がポイント

前髪の横の部分がこめかみ辺りにかかってくることにより顔の見える範囲をコントロールして小顔効果を引き出してくれます。

前髪長めのショートヘアはチークラインがポイントに

パーマヘア同様ストレートの場合もチークラインに落ちてくる前髪がポイントに。

顔の見える範囲をコントロールして、スリークなハンサムショートを楽しみつつ小顔効果を演出しましょう。

お客様から多いQ&A

Q. ショートヘアに興味があるんだけど、顔が大きく見えないか不安なんです。。

A. 顔周りにかかる髪の毛の長さなどで顔の見え方や雰囲気は大きく変わります。しっかりと顔型や頭の形を意識すればその人に合ったショートヘアをご提案できると思います!

Q. 小顔にみせたいんですけど前髪はどうしたらいいですか?

A. 丸顔さんやエラはりさんの場合など、顔型によって小顔に見える前髪の長さは変わります。美容師さんと相談してみましょう!

Q. 実際、一番小顔にみえるレングスってどのくらいなんですか?

A. レングス自体はあまり関係なく、顔周りの髪の毛の作り方が最も重要です!

まとめ

このようにタイトな小顔ショートというのは骨格や髪質などを踏まえた上で、

フォルムバランスやウェイトコントロール、どこの髪がどこに落ちてくるかなど、色々と計算されたカットから出来ています。

自分に似合うのはどういったショートヘアなのかというものを美容師さんとよく相談して、素敵なヘアスタイルとめぐり会いましょう。