髪の毛のダメージの原因とダメージケア
内田国栄
2021.02.27
髪の毛のダメージの原因とダメージケア
今回は髪の毛のダメージはなぜ起こるのか、ダメージはどうケアしていくかについて話していきます。
目次
1.髪の毛の構成成分について
髪の毛は、約80%〜90%がタンパク質で構成されています。そのタンパク質のおよそ90%は、ケラチンというタンパク質がしめています。
残りの成分は水分とメラニン、脂質から成り立っています。
タンパク質がほとんどを占めていて、かなり重要な部分という事ですね。
2.髪の毛の構造
髪の毛は3層にわかれています。髪の構造はよくかっぱ巻きに例えられます。
海苔の部分→キューティクル【髪の表面を覆う保護膜】
ご飯の部分→コルテックス【髪の90%を占め、内部組織を形作る】
キュウリの部分→メデュラ【髪の中心にある核の部分。髪質によって存在しない事もあります。
コルテックスは髪のしなやかさ、弾力、強さのもとです。
コルテックスの中にはメラニンという髪の毛の色素を決めるとても大切な役割を担う物質も含まれています。
メラニンは紫外線を吸収し、髪、頭皮を守る働きもしています。
キューティクルはそれを保護していて、キューティクルの状態によって髪の毛の状態は大きく左右されます。
3.髪の毛のダメージの原因
髪の毛は色々な事が原因でダメージを受けています。
①カラー、パーマによるダメージ
カラー剤、パーマ剤、ブリーチ剤などの科学的な薬品等でのダメージです。
キューティクルが損傷して剥がれ、中の栄養素が流出してしまっている状態です。
②紫外線のダメージ
髪が紫外線を浴びる事によってキューティクルが損傷、日焼けと同じく炎症を起こしたような状態に。色素細胞も損傷を受けて髪が退色しやすくなります。
③アイロン、ドライヤー等による熱のダメージ
熱によって髪の毛がタンパク変性を起こし、髪のしなやかさが失われ、硬く固まってしまう状態。
④物理的なダメージ
ブラッシングをしすぎたり髪を触るクセがある方も摩擦によるダメージを受けます。
⑤カットによるダメージ
カットした断面から栄養が流れ出しやすくなります。ハサミの種類やカットの技法によって変わってくる部分です。
4.ダメージを防ぐには??
①シャンプー、トリートを変える
シャンプー、トリートメントをダメージ補修効果のあるものに変える事で、毎日のシャンプーでダメージ予防が出来ます。
・アローブDEシャンプー、トリートメント
アローブDEシャンプー、トリートメントは、補修効果のあるシャンプーとトリートメントです。ダメージ毛への油分、タンパク質を補給してくれるので、毛髪に柔軟性と強度を与え、健やかな髪へと導きます。
②乾かす前にアウトバストリートメントを付ける
髪を乾かす前にオイルやミルクタイプなどの洗い流さないトリートメントをつけることで、髪の毛がコーティングされるので、髪の毛を熱や物理的なダメージ、紫外線から守ってくれます。
・エルジューダMO
毛髪補修成分オリーブスクワランが、毛髪内部を柔軟にし、硬さがある髪でも柔らかく動かしやすい状態に整えてくれます。
・エルジューダエマルジョン+
アクアコラーゲンが毛髪内部まで浸透し、水分量を高めます。硬さのある髪でも、柔らかく扱いやすい素直な状態に整えます。
③お店でダメージ予防のメニューをする
yukioでは、カラーやパーマをする時にダメージ予防のメニューを取り扱っています。
ダメージ予防のメニューをする事で、カラーやパーマの薬剤によるダメージを大幅に軽減させる事ができます!!
5.まとめ
気になるダメージはライフスタイル によって様々です。
ケアの仕方も髪質によってことなるので、ダメージに悩みがあれば、是非ご相談ください!!