美容室でやっているドライヤーのおすすめ使い方を解説!!
内田国栄
2022.04.06
美容室でやっているドライヤーのおすすめ使い方を解説!!
お風呂上がりなどに髪の毛を乾かす際、ドライヤーの正しい使い方を知らない方も多いのではないでしょうか。
間違った方法でドライヤーを使用してしまうと、髪の毛を傷めてしまうことも。
今回は、より美しい髪の毛を目指すために正しいヘアドライの方法をご紹介します。
目次
ドライヤーで早く乾かし、髪の毛の傷みを低減
髪の毛を洗った場合には、濡れたままにせず、なるべく早く乾かすことがオススメです。
濡れた状態の髪の毛はキューティクルが剥がれやすく痛みやすい為、早く乾かすことでダメージを低減することができます。
トリートメントなどで補った成分も流れてしまいやすいため、早めに乾かすのがオススメです。
また、自然乾燥などで長時間髪が濡れたままになると、頭皮にいる常在菌が繁殖し、匂いやベタつきといった頭皮トラブルが起きてしまう場合もあり、注意が必要です。
髪の毛を早く優しく乾かす
まずはタオルドライ
お風呂から上がった後は、まず髪の毛をタオルドライし、表面の水分をしっかり取りましょう。
髪の根元に水分が溜まりやすいので、頭皮をマッサージするように取るのがオススメです。
髪全体はゴシゴシと力を入れて拭くのではなく、タオルで髪の毛を挟むように優しくパタパタとたたくイメージで水分を取って行くのがコツです。
しっかりタオルドライすることで、ドライヤーを髪の毛に当てる時間が短縮できます。
強温風で根元から乾かす
髪の毛が集中している根元が一番乾きづらいため、最初にドライヤーを当てましょう。
その後、中盤から毛先にかけて乾かし、髪の全体を8割ほど乾かします。
先に毛先から乾かしていくと、乾きやすい毛先に余計な温風が当たり、髪の乾かしすぎにつながってしまいます。
弱温風で髪型の基本を作る
前髪を整えたりトップのボリュームアップ、髪の毛の広がりを抑えたりしたい場合には、8割程度乾かした後に、ドライヤーの弱温風やセットモードを、使って整えていきます。
弱温風を使うサイドは、髪の毛を乾かすというよりはクセづけのイメージで仕上げていきます。
冷風で仕上げ
最後に冷風を使って髪の毛を整えながら乾かしていきます。
仕上げに冷風を使うことで、クセを固定しヘアスタイルを長時間キープしやすくなります。
冷風にすると髪の毛が乾いているか濡れているかまの判断がつきやすいため、乾かしすぎを防ぐこともできます。
ドライヤーを正しく使うコツ
風は上、横、後ろから当てる
ドライヤーの風は、乾かしムラが起きないように上や横、後ろから当てます。
片手で乾かすもムラが起きやすいため、右側を乾かす際には右手でドライヤーを持ち、左側を乾かす際には左手に持つようにすると、上手く風が行きわたります。
ドライヤーの温風は同じ場所に当て続けない
同じ場所に温風を当て続けると早く乾くイメージがあるかもしれませんが、温度が高くなりすぎて、髪の毛が傷んでしまう可能性があるので、やめましょう!!
小刻みに揺らしたり、手で髪の毛を動かしたりしながら1箇所に温風が当たり続けないように配慮し温風を全体に行き渡らせることが、正しいドライヤーの使いかたです。
ドライヤーは10〜15cm程度離す
ドライヤーが髪の毛に近すぎると熱でダメージを与えてしまう可能性がありますが、離しすぎると逆に乾きづらくなってしまうため、10〜15cm程度離すことも覚えておきたいコツです。
手で風の通り道を作る
なんとなく髪の毛をくしゃくしゃしたり、抑えながらかわかしたりする人も多いですが、手を使ってドライヤーの風が通る道を作ると、早く乾きやすくなります。
ドライヤーを持っていない側の手指を使って、内側から髪の毛を持ち上げ、風の通り道を作ってみてください。濡れた髪に温風がしっかり当たることを意識しましょう。
手指をつかうことで、熱を適度に逃してくれるメリットもあります。
髪の毛を軽く引っ張りながら乾かす
髪は乾く過程で形が固定されるので、ある程度乾いたら髪の毛を軽く引っ張りながらドライヤー。当てると、クセが伸びやすいです。
目安としては全体が8割程度乾いた時に行うのがオススメです。
ワンポイントアドバイス!!
洗い流さないトリートメントをつける
タオルドライ後、ドライヤーを使う前に洗い流さないトリートメントをつけると、仕上がりのツヤを増すことができます。
髪質やヘアスタイルに合わせて選ぶのもポイントです!!
分け目は指一本ずらして目立たなくする
分け目が気になるという方は、分け目から左右どちらでも構わないので、指一本程度ずらして乾かしてみると、地肌が目立ちにくくなり、ボリュームアップも狙えます。
まとめ
乾かし方やドライヤーの使い方をマスターすれば、まるで美容院帰りのような髪の毛が自宅でも再現できるはずです。
ヘアドライを正しく行い美髪を手に入れましょう!