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なぜ紫外線は髪に良くないのか?紫外線対策!!

内田国栄

2022.09.15

なぜ紫外線は髪に良くないのか?紫外線対策!!

『髪の毛がパサつきがある』そんな悩みがある時に真っ先にやってほしい対策が
“髪の毛の紫外線対策”です!!
髪の毛に対しての紫外線対策は意外と見落とされがちな髪のケアのひとつです。
せっかく頑張ってヘアケアしても、紫外線対策を怠ってしまうと、ヘアケア全てが水の泡になってしまう場合があります。
今回は美髪を目指すために欠かせない髪の毛の紫外線対策を解説していきます。
髪は紫外線を浴びるだけで、乾燥、強度低下、色や光沢を失うなどの影響を受けてしまいます。紫外線は太陽光よ一部なので、日中野外にでるだけで紫外線を体に浴びる状態となります。

紫外線ダメージを受けた髪はどうなるのか?

紫外線ダメージを負うと、乾燥や強度低下、色や光沢を失うなどの影響がありますが、さらに以下のような症状が出てきます。
・髪がゴワゴワでまとまらない
・乾燥して静電気がおきやすい
・ツヤがなく、なめらかさがないヘアカラーをしてもすぐに色が落ちる、くすむ
このような症状は、紫外線を受けることで生産されるシステイン酸が、健康な髪に欠かせないシスチン結合を切る事で生じます。
一度切れてしまったシスチン結合は元の状態には戻りません。
しかし、一度受けた紫外線の影響は元に戻せなくても、髪の毛は伸び続け成長し続けます。今からきちんと紫外線対策をしておく事で、将来的に美髪になる事は可能です。

髪を守る紫外線対策!!

①外出時はUVケアと帽子で予防

一番の紫外線対策は、紫外線自体を、シャットアウトする事です。
ツバの広い帽子を被ることはもちろん、UVケアを髪にすることで髪への紫外線を届きづらくすることができます。
髪への紫外線は顔の5倍とも言われています。しっかり紫外線対策して美髪に近づけましょう。

紫外線対策の帽子を選ぶポイント

・最も紫外線を通さない黒色がベスト
・UVカット加工帽子なら何色でも良い
・UVカットコーティングさせた帽子によっては1年ごとに買い替える
・ハット型でツバが7cm〜10cmのものがオススメ
紫外線対策で帽子を選ぶ際は黒色に近いものがオススメです。
色ごとに紫外線透過率が違っていて、白は最も通しやすく、黒が最も通しづらいからです。
これは服なども同じなので、出来るだけ肌を焼きたく無い場合には黒い服を着ると良いでしょう。
UVカット機能が付いている場合には黒にこだわることなく好きなカラーを選んでも問題ありません。
気をつけたいのは、UVカット機能のなかでも、UVカットコーティングをしただけのものは洗濯するたびに効果が薄れてくるので注意が必要です。
UVカットされていても、帽子のツバの長さが短かければガードできる範囲も少なくなってしまいます。
紫外線対策で帽子を買う際は70%以上の紫外線カットが見込めるハット型の7cm〜10cmのものがオススメです。

髪にUV対策!UVスプレーの選び方

・頭皮に使えるかチェック
・髪にダメージを負わせないようにつけたら
その日のうちにシャンプーする
一般的なUVスプレーは基本的に髪にも使えるので、どのスプレーを使っても問題ないです。
その際に頭皮にも使えるものを選ぶのがポイントです。
UVスプレーをするときは15cmほど離し、髪全体にふりかけます。
帽子を被らない場合は、頭頂部や分け目に念入りににふりかけてあげると良いでしょう。
UVスプレーは紫外線から髪を守ってくれますが、つけっぱなしにしておくと、髪には別のダメージが蓄積してしまいます。
UVスプレーをしたら、その日のうちにオフすることも大切です。

②紫外線の多い時間帯や時期を知る

紫外線とうまく付き合っていくためには、紫外線の多い時間帯や時期を、知ることも大切です。
紫外線の強さについては、気象庁がデータを出してくれています。
気象庁によれば、3月から強くなり、5月〜7月にかけピークを迎えますが、7月。過ぎれば紫外線が弱くなるわけでなく、8月〜9月も5月〜6月並みの紫外線量となっているので注意しましょう。
時間帯で言えば10時〜14時ごろが最も強くなっています。
2〜3時間おきにUVスプレーをかけなおすなどの工夫をしたり、帽子を持ち歩いて紫外線が強い時間帯に被るなどもオススメです。

曇りや雨の日も要注意!!

一見、紫外線とは無縁そうな曇りの日や雨の日も実は紫外線は降り注いでいます。
曇りの場合は快晴時の50〜60%ですが、雲の間から太陽が出ている場合は散乱光が加わり、快晴の時よりも紫外線が多いことがあるので注意が必要です。

③分け目。定期的に変えてみる

元気な髪は元気な頭皮から生えてくるので、頭皮にも極力ダメージを溜めすぎないことが大切です。
頭皮の中で一番ダメージを受けやすいのは無防備な分け目です。
分け目をずっと変え無いと言うことは、常に同じ部分へのダメージが続くという事もあり、ダメージ回復しきれないところにまた新たなダメージを受けている状態とも言えます。
これを繰り返すと、分け目の頭皮の状態が悪くなってしまいます。
分け目をいつもの1cm横にずらすだけでもいいので、是非ためしてみて下さい。

ダメージを通しづらい髪に!紫外線対策にオススメの食べ物

体の中からできる紫外線対策もあるのでご紹介します。

①ビタミンC

ビタミンCは、主にブロッコリー、カリフラワー、赤ピーマン、レタス、いちご、アセロラ、キウイ、レモンなどに含まれる成分です。
ビタミンCは美肌作りひ欠かせない成分なのは有名ですが、健康な髪や血管にも欠かせないコラーゲン生成にも必要な成分なので、積極的に撮っていきたいですね。
ビタミンは毎日必要な成分なので、一度に大量に摂取するのではなく、こまめに摂るように心がけましょう。
毎日同じ量だけ摂取するためにはサプリメントもオススメです。

②ビタミンE

ビタミンEは、アーモンドや落花生、かぼちゃ、アボカド、卵などに多く含まれている成分で、強い抗酸化作用を持っています。
ビタミンEは髪そのものというよりはかみを育てる頭皮をおすすめの成分です。
血行促進の働きもあるので、元気な髪。生やす為にも必須になります。

③βカロチン

 

βカロチンは、人参やカボチャ、ブロッコリー、小松菜、ほうれん草、ピーマンやみかんなどに含まれている抗酸化作用のある成分です。
βカロチンはビタミンAに必要な分だけ変換させる性質も持っているので、βカロチンだけでビタミンAとβカロチン、両方の働きができる優秀な成分と言えます。

まとめ

髪は体の中で一番紫外線を受けますが、紫外線対策。見落としがちな部分でもあります。
紫外線対策をしっかりして美髪を手に入れましょう!!