ブラッシングで髪は変わる!!頭皮や髪への効果や正しい方法とは?
内田国栄
2023.06.29
ブラッシングで髪は変わる!!頭皮や髪への効果や正しい方法とは?
ヘアケアで重視されるのはシャンプーやトリートメントやオイルですが、実はブラッシングも大切です。
ブラシを使って髪をとかすブラッシングは、髪を整えるだけでなく、ヘアケアやスタイリングをスムーズにするメリットがあります。
ブラッシング方法やタイミングを見直すことで、髪や頭皮への効果的なアプローチが可能です。
今回は、ブラッシングの効果や正しいブラッシングの手順を解説していきます。
目次
ブラッシングの4つの効果
髪の毛のもつれを取る
多くの人がイメージするとおり、ブラッシングの目的の一つに髪の毛のもつれを取る事があります。
特にロングヘアーやくせ毛は絡まりやすく、スタイリングが乱れがちです。
くしゃくしゃに乱れてしまった髪も、ブラッシングで毛流れを整えれば、指通りなめらかな状態になります。
また、軽い寝癖ならブラッシングのみで整えられます。
髪の毛のツヤを出す
髪の毛のツヤを出すのもブラッシングの効果です。
頭皮にある毛根から出る皮脂は天然の保湿成分であり、地肌や髪を健やかに保つためには欠かせません。
皮脂をブラッシングで髪全体に行き渡らせることで、髪にツヤが生まれます。
さらに、優しく丁寧にブラッシングすることで、キューティクルが整い、髪の毛にツヤがでます。
髪についた汚れを落とす
ブラッシングには髪や頭皮についたホコリやフケ、スタイリング剤などの汚れを落とす効果もあります。
頭皮には余分な皮脂や角質が溜まりやすく、髪には外気に含まれる花粉やホコリがつきやすいため、定期的に汚れをとることが大切です。髪にブラシを通す事で、ある程度汚れを払い落とせます。
頭皮環境を整える
ブラッシングには頭皮環境を整える効果もあります。
頭皮は汚れが溜まりやすく、血行が悪くなりやすい場所です。
また、コリやすい場所でもあります。
頭皮環境の悪化は髪にも悪い影響を与えてしまいます。
そのため、頭皮環境が気になる部分に使ってみましょう。
ブラッシングの正しい手順とは?
毛先のもつれをほどく
まずはブラシで毛先のもつれを優しくほどきましょう。
ロングヘアーやくせ毛は絡まりやすいため、いきなり根本からブラシをかけると、髪の毛のからまりにブラシの毛が引っかかってしまう事があります。
そのまま無理矢理ブラシを通すと、髪の毛が引っ張られたり切れたりして傷んでしまうので、注意が必要です。
髪の毛の内側を上から下にとかす
毛先の絡まりを取ったら、髪の内側を上から下に向かってとかします。
髪の内側は絡まりやすく、肌に直接当たるため、皮脂や汚れがつきやすい箇所です。
外側のブラッシングだけでは髪の内側までブラシが十分に届かないこともあるため、内側からブラッシングで毛流れを整えて汚れを落とす必要があります。
最終的に外側をとかして整えるとになるのてで、外側だけでなく内側を先にとかすのが効果的です。
髪の外側を、上から下にとかす
最後に髪の外側を根本から毛先にとかしましょう。
ここでのポイントは優しくとかすことです。
ブラシで強くとかすと摩擦が強すぎて頭皮や髪を痛めてしまう恐れもあるので、注意しましょう。
ブラシを当てる強さだけでなく、角度を変えて肌あたりを調節するのもコツです。
ブラッシングのオススメのタイミング
シャンプー前
シャンプー前のブラッシングは、摩擦など傷む原因を減らし、シャンプーの効率を上げられるメリットです。
あらかじめブラッシングで、皮脂やスタイリング剤などの汚れをおおまかに落としておくことで、スムーズに洗えます。
また、毛流れを整えておくことで、髪全体にシャンプーをスムーズに行き渡らせられるので、摩擦の軽減にもつながります。
スタイリング前
スタイリング前のブラッシングは、ヘアセットをスムーズに行うために重要です。
ヘアスタイリングの際には、ヘアアイロンやカールアイロンなど髪に熱を通すアイテムを使うことも多々あります。
これらを使う時に、髪がもつれていたり汚れがついていると、髪に均一に熱が通らずきれいにスタイリングできない恐れがあるので、注意が必要です。
就寝前
就寝前のブラッシングは、キューティクルが整うので、寝ぐせ予防や摩擦軽減に効果があるとされています。
ドライヤー使用時
ドライヤーで髪を乾かす際にもブラッシングが活躍します。
ブラシを使ってブローすることで髪のクセを緩和し毛流を整えられます。
お風呂でトリートメント中
お風呂でトリートメントをする際にも、ブラシの使用がオススメです。
コーミングと呼ばれる方法で、トリートメントを髪に均一に行き渡らせ浸透を助ける効果があります。
まとめ
髪の毛をブラッシングすることで、頭皮環境を整え、髪の毛のコンディションをよくして美髪を手に入れましょう。